Webライターの副業をはじめるときに、社内にばれないか不安に思っている方もいませんか?
収入を増やしたくても、会社にばれてしまったときにリスクがあるとなかなか行動できないですよね。
そこで今回は、副業でWebライターをすると会社にばれるのか、またばれた時の対処法について、徹底解説します。
Webライターの副業が会社にばれるのか
Webライターの副業がばれないための対策
Webライターの副業がばれたときの対処法
この記事の内容を読むだけで、安心して副業Webライターとして活動できるようになりますよ。
副業でWebライターをすると社内にばれない?
Webライターに限らずこれから副業を始める方の中には、副業をしていることが会社内でばれないか不安になっている方もいるでしょう。
結論から言うと、会社にばれる原因やその対策方法を知っておくことで、会社にばれるリスクを極力抑えることができます。
私も実際に副業をしていますが、社内にばれたことはありません!
しかも会社にばれる原因はほとんど決まっており、その対策方法も当然あります。
以下では、Webライターを副業として行うときに会社にばれる原因やその対策について詳しく解説します。
原因とその対策を立てておくことで会社にばれる可能性はほとんどない。
そもそも会社では副業NGなのか?
そもそも会社で副業することはいけないことなのか知っておきましょう。
ここでは、民間企業と公務員に分けて副業の是非について考察します。
【民間企業】法律上は問題なし
民間企業に属している方の場合、副業でWebライターをしていても法律上は問題ありません。
憲法によって「職業選択の自由」が定められていますので、副業をしたから法的に罰せられる心配は不要です。
ただ、法律上は問題なくても就業規則によって副業が禁止されていることもあります。
法律的には認められていても、会社員である以上、就業規則は原則守らなければなりません。
そのため、会社で副業禁止のルールがあれば、禁止されている副業を行ってはいけません。
Webライターが副業禁止に当たるかどうかは、自分の働く会社の就業規則によって変わると認識しましょう。
ただ、副業が禁止と就業規則に書いてあっても、この記事で紹介する対策をきっちりと行えば、会社にばれる可能性はほとんどなくなりますよ。
【公務員】法律で禁止されている
一般的な会社員とは違い、公務員では副業を法律で禁止されています。
職員は、営利を目的とする私企業(以下営利企業という)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員等の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
国家公務員法第103条第1項
公務員が認められているのは、非営利的なものであり、Webライターは完全に営利目的になるため、公務員が副業でWebライターをすることは難しいでしょう。
公務員の方が「ばれないだろう」と考えて、内緒でWebライターの副業をしているのが発覚してしまうと、最悪の場合懲戒処分を受けることとなるため、注意しましょう。
副業Webライターが会社にばれる理由4選
副業禁止の会社で副業をするときは、会社にばれないことが重要です。
副業のWebライターが会社にばれる理由は主に以下の4つで、これら以外にはほとんどありません。
- 住民税が増えるため
- 周りに話してしまうため
- 本名や自分の顔写真を使って活動している
- 本業に支障が出たため
以下で詳しく解説します。
1. 住民税が増えるため
Webライターの副業が順調にいき、所得が1年で20万円を超えると確定申告をする必要があります。
所得=収入‐経費
経費はWebライターとして必要なもの(パソコンやマウスなど)を指します。
副業Webライターが会社にばれる理由として最も多いのは、所得が増えて確定申告を行い、結果として住民税が増えてしまうためです。
たとえばあなたが2年目の社員だとして、同じ部署に4年目の社員がいたとします。
両者ともに残業は全くない(ほとんど同じ)だとすると、4年目の社員の方が給料が高くなり、住民税も比例して増えるのが一般的です。
ただ、あなたが副業で所得を出していると、4年目の社員よりも住民税が増えてしまうことも考えられます。
こうなると、経理担当者から不審に思われて、副業をしていることがばれてしまうのです。
2. 周りに話してしまうため
副業がばれてしまう理由で意外と多いのが、会社の人に副業をしていると話してしまうパターンです。
たとえば同僚に「副業をして1年で100万円の収益が発生した!」と話すとします。
同じ時間働いて、会社からは同じ給料をもらっていても、副業をしているあなたのほうが100万円収入が多いと、あまり良い印象を与えません。
最悪の場合、その人が人事部や上司などに告げ口をする可能性も出てきます。
また、その人が他の誰かに伝えて、会社内で一気に広まってしまうことも考えられます。
このように、会社の人に副業をしていると話すと、会社全体にばれてしまうリスクが出てくるのです。
副業が禁止されているのであれば、仲が良くて信頼している人であっても、副業をしていることは話さないようにしましょう。
3.本名や自分の顔写真を使って活動している
Webライターの副業を始めるときに、SNSのアカウントを作成する方もいるでしょう。
その時に、名前の登録を本名でしていたり、プロフィール写真に自分の顔写真を使っていたりすると、会社でばれる可能性があります。
Webライターに関係する人しかフォローするつもりがなくても、です。
たとえばSNSの場合、投稿した内容がバズると多くの人が目にすることとなります。
そうなると会社の人も見る可能性が出てきて、名前やプロフィールから副業をしていることがばれてしまうのです。
また、記名記事などは自分の実績を積むのに非常に重要なものですが、これも同様の理由で副業がばれてしまう可能性があります。
4.本業に支障が出たため
本業に支障が出ると、副業をしていることがばれる可能性があります。
Webライターのような仕事だと、家でいつでもできるため、睡眠時間を削って副業をする方もいるかもしれません。
ただ睡眠不足のまま出社すると、本業に対するパフォーマンスが落ち、疲れがたまって体調不良となることも考えられます。
睡眠不足になった原因などを聞かれることで、副業に時間を使っていたことがばれてしまうのです。
Webライターの副業が会社にばれないためのポイント
Webライターの副業が会社にばれる理由について、ご紹介しました。
そこでここからは、Webライターの副業が会社にばれないようにするために意識すべき5つのポイントをご紹介します。
- 年間の所得を20万円以内に抑える
- 住民税を普通徴収で納める
- 会社の人には話さない
- 本名や自分の顔写真を使わない
- 本業に支障が出ない範囲で副業をする
以下で詳しく解説します。
1.年間の所得を20万円以内に抑える
確定申告をすることで住民税が増え、会社の経理担当者から不思議に思われてしまうことが、副業がばれる原因のひとつでした。
であるならば、Webライターの副業をばれないようにする最も手軽な方法は、年間の所得を20万円以内に抑えることです。
というのも、本業で会社員をしつつ、副業でWebライターをしている方だと、年間の所得が20万円以下であれば確定申告をしなくて済むからです。
成果報酬型のWebライターであれば、意識して所得を抑えることができます。
また、経費などを利用して上手に所得を下げることで、年間20万円以下の所得にすることもできます。
所得を下げるために架空の経費計上は絶対にやらないでください!
20万円以上の所得がある方は必ず確定申告をしてください。
年間20万円以上の所得がある方が会社にばれないようにする方法について、以下で紹介します。
2.住民税を普通徴収で納める
住民税の納め方には2つあります。
普通徴収…納税者が自身で市区町村に住民税を納税すること
対象者:フリーランスや自営業者
特別徴収…納税者の代わりに会社が住民税を納税すること
対象者:会社員やアルバイト
会社員の場合は、特別徴収として給料から差し引かれているので、何もする必要がありません。
ただ、Webライターの副業で年間20万円以上の所得がある方が確定申告を行うと、住民税を納める方法として、「普通徴収」と「特別徴収」を選択できます。
ここで、代わりに納税してくれる方が楽そうだからと言って、住民税を特別徴収として申請すると、本業にかかる住民税が増えて副収入があることがばれます。
そのため、副業Webライターとして年間20万円以上の所得を出せる方は、確定申告をするときに住民税の納め方を「普通徴収」とし、自分で住民税を納付することで、会社にばれる可能性を減らせます。
3.会社の人には話さない
副業Webライターをしていることを誰にもバレたくなければ、会社の人には絶対に話さないようにしましょう。
たとえ信頼のおける上司や同僚でも、飲み会などの席でつい喋ってしまう可能性はゼロではありません。
自分を守るためにも、会社の人には話さないようにしましょう。
それでも、副業としてWebライターを続けていく中で誰かと相談したい方もいると思います。
そんな方は、Webライターのオンラインサロンに入ってみるといいでしょう。
自分と同じく副業Webライターとして頑張っている方と切磋琢磨したり、その道の先輩からアドバイスをもらえたりできます。
私もいくつかオンラインサロンに入ってますが、モチベーションが保てますね!
4.本名や自分の顔写真を使わない
Webライターの副業が会社でばれないようにするためには、Webライターとしてのプロフィールを本名や自分の顔写真にしないようにしましょう。
クラウドソーシングを通しての案件であれば、Webライターは匿名やペンネームで仕事を受けられます。
企業や個人がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態のこと。
また、プロフィールの写真も自身のものでなく、似顔絵や自分がとった写真などでも問題ありません。
私がおすすめのしているクラウドソーシングは「ランサーズ」や「クラウドワークス」です。
どちらも案件が豊富で初心者向けの案件も多数ありますよ!
5.本業に支障が出ない範囲で副業をする
副業にのめり込みすぎて本業に支障が出ると、副業がばれてしまう可能性があります。
Webライターはパソコンとネット環境さえあれば、どこでも仕事をできるのが特徴ですが、
となってしまっては本末転倒です。
会社にばれない範囲でWebライターをしたいのであれば、本業に支障が出ない範囲内で取り組みましょう。
Webライターの副業がばれたときの対処法
ただ、ここまでの対策を理解しても、副業でWebライターをしていることが会社にばれるときはばれます。
そこで、Webライターの副業がばれたときの対処法について知っておきましょう。
- 投資による収入だと伝える
- 転職する
- 副業がばれてもいいくらい稼ぐ
以下で詳しく解説します。
投資による収入だと伝える
確定申告できっちり「普通徴収」を選択したのに、「特別徴収」として扱われてしまうことがあります。
これは市役所の方の判断ミスなのですが、人為的なミスでこちらとしては防ぎようがありません。
住民税の増加により、Webライターの副業がばれてしまったら、投資による収入だと伝えましょう。
所得にはいくつか種類があります。
稼いだ金額や開業届の提出をしているかどうかによって異なりますが、Webライターとして稼いだ金額は雑所得として扱われることが多くなります。
雑所得にはFXや仮想通貨も含まれるので、投資による収入があり、住民税が増えていると説明できれば対処できることもあります。
最近は投資が広まりつつあるから受け入れられやすいですよ!
転職する
Webライターとして副業をしていることがばれてしまい、会社から咎められたら、転職することも視野に入れましょう。
この2つの気持ちを天秤にかけることとなるでしょう。
Webライターとしての仕事を続けたいのであれば、副業OKの会社へ転職も視野に入れてください。
副業がばれてもいいくらい稼ぐ
そもそも副業がばれてもいいくらい稼ぐことを目標にしてみるのはいかがですか?
実際に副業Webライターとして活動している私の体験談からして、副業がばれることが怖いのは、「収入を会社に依存しているから」だと思います。
ただ、Webライターとして本業以上に稼げてしまえば、副業がばれても「いつでも辞められる状況」を作れるため、必要以上に恐れる心配はありません。
(だからといって本業をおろそかにしていいわけではありません。)
副業がばれてしまったときに上司から「本業か副業かどっちか選べ!」と言われて、じゃあ「副業を辞めます!」と言って会社を辞められるくらいになったら、なんかかっこいいじゃないですか。(笑)
もちろん全員が目指す必要はないと思いますが、今の職場に少しでも不満があるのであれば、このような対処法があることも知っておきましょう。
このブログでは副業からWebライターを始めて本業にできるまでのスキルを磨けるコンテンツを出しています。
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【まとめ】Webライターの副業はばれない?
Webライターの副業をするときは、本業の会社に理解をもらうことが一番いいのですが、なかなかそうもいきません。
会社にばれないように副業のWebライターをするのであれば、「住民税対策を行う」「社内の人に話さない」などの対策を徹底しましょう。
また、本業がおろそかにならないよう、体調管理にも気を付ける必要があります。
収入アップを目指して始めた副業Webライターのせいで、本業の負担になってしまっては本末転倒なので、副業で行うWebライターは無理のない範囲で取り組むことをおすすめします。
今の会社で副業なしで働くのか