継続案件と単発案件ってどっちがいいの?
継続案件をもらうコツを知りたい
このようなお悩みに答えます。
Webライターの仕事の取り方には、主に継続案件と単発案件があります。
ネットを見ていると、どんな人でも継続案件を獲得すべき!という意見が多くあります。
ただ、実際は継続案件と単発案件どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらを狙うべきなのかは人によって異なります。
私も最初は単発案件を獲得し、後々継続案件をメインにしました!
そこでこの記事では、継続案件と単発案件のどっちを狙った方が良いのか、タイプごとに解説します。
また、「やっぱり継続案件が欲しい!」と思った方に向けて、継続案件を獲得するコツについても解説します。
この記事を読むと、継続案件と単発案件の大きな違いや継続案件を獲得するコツを知れて、自分に適した働き方ができますよ!
- 継続案件と単発案件の違い
- 継続案件を狙うべき人
- 単発案件を狙うべき人
- 継続案件を獲得するにはどうしたらいいのか
継続案件と単発案件どっちを狙うべき?
Webライターの案件には、「継続案件」と「単発案件」があります。
これからWebライターとして案件を獲得する方は、どちらを狙った方が良いのでしょうか?
以下では単発案件を狙った方が良い人と、継続案件を狙った方が良い人に分けて解説します。
単発案件を狙った方が良い人
単発案件を狙った方が良い人は以下のような人です。
- とにかく実績を作りたい人
- 時間的な拘束をされたくない人
とにかく実績を積みたい人
単発案件は、とにかく実績を積みたい人におすすめです。
というのも、単発案件はそれ自体が取引となり、実績として反映されるため。
たとえば
- 5記事まとめての納品
- 1記事だけの納品
の2つの案件(文字数は同じ)があるとします。
①の案件では、5件納品しないと実績として反映されないため、なかなか実績を積めません。
初心者だと、5件納品するだけで1ヶ月ほどかかることもあります。
一方で、単発案件は1記事だけの納品で取引が成立するため、効率よく実績を積めます。
もし①の案件を受注せず、②と同様の案件を受注すれば、同じ時間で5倍の実績を積めるのです。
Webライターは実績がものをいう世界。
そのため、Webライター初心者こそ、単発案件で仕事をしていくべきでしょう。
時間的な拘束をされたくない人
時間的な拘束をされたくない人も単発案件がおすすめです。
単発案件では、それぞれの案件に納期は設定されていますが、応募するタイミングを測れます。
そのため、「今週は本業が忙しいから辞めとこう」や「この土日は時間があるからたくさん仕事ができる」と決めて、案件の量を調節できます。
一方で、継続案件の場合、「3日で1記事」や「月に5記事」など拘束されることが多くあります。
もちろん、継続案件でも自由に納品してもいいという案件もありますが、稀です。
私は自由に納品してもいい案件が首となりました(´;ω;`)
その時の話を詳しく知りたい方は「【実話】Webライターで継続案件を断られた話を公開」の記事を読んでみてください。Webライターのリアルな実情が見れますよ…。
話を戻して、副業Webライターとして活動する方は、本業が忙しい時期になってきたら、継続案件をこなせる時間もないかもしれません。
その点、単発案件だと、本業が忙しくても案件を受注しなければ納品する必要もないため、時間的な拘束をされずに済みます。
継続案件を狙った方が良い人
反対に継続案件を狙った方が良い人は以下のような人です。
- 安定した収入を得たい人
- 専門性を高めたい人
安定した収入を得たい人
Webライターは収入を安定させることが非常に難しい傾向にあります。
私も稼げる月はかなり稼げたけど、稼げない月は全く稼げないこともありました。
副業でWebライターをしている方であれば、本業で安定した収入を確保できていますが、フリーランスのWebライターは生活をするために安定した収入が必要です。
Webライターが安定した収入を確保するために大切なのは、継続案件を獲得することなのです。
私は、今は継続案件を中心に仕事をしているので、毎月の収入は安定していますよ!
専門性を高めたい人
専門性を高めたい人も継続案件を獲得するメリットです。
継続案件は同じジャンル(投資や美容など)で依頼されることがほとんどです。
同じジャンルのことについて、何記事も執筆することになるため、当然専門性は高まりますよね。
私は、金融系(投資やクレジットカードなど)での専門性が身に付きました!
また、他の案件に応募する際にも、その専門性を存分にアピールできます。
結果として新たに案件を獲得しやすくなり、上記の安定した収入を得やすくもなります。
Webライターが継続案件をもらうコツ
ここからはどうしたらWebライターが継続案件をもらえるのか、解説します。
- クライアントに価値を提供する
- Webライティング力を身につける
- 専門分野の知識を持つ
クライアントに価値を提供する
クライアントに価値を提供することで、継続案件を獲得しやすくなります。
クライアント側が喜んでくれることを自らやってくれる人は、今後も一緒にお仕事をしたいと考えますよね。
価値を提供するって具体的に何をしたらいいの?
クライアントに価値を提供するとは、たとえば以下のようなことです。
- 依頼されていないが必ず必要な作業をする(文字の装飾など)
- 納期にゆとりを持って納品する
- タイトル案やKWを提案する
ここで挙げたのはあくまで一例ですが、自分ができないことを無理してやろうとするのではなく、「これくらいならできるかなぁ」ってことを行うようにしましょう。
それだけでもクライアント側から喜ばれて、継続案件を獲得できる確率は上がりますよ!
Webライティング力を身につける
Webライティング力を身につけることで、継続案件をもらいやすくなります。
Webライティング力が高い人が記事を書くと、検索順位で上位になりやすくなり、読者が増え、結果的に商品が売れたり、サービスに申し込まれたりする量が増えます。
いいことづくめとはまさにこのことですよね。
ただ、Webライティング力といわれても、抽象的すぎるので具体的に解説します。
ここでいうWebライティング力は以下の2つです。
- わかりやすい文章を書く力
- SEOを意識した文章を書く力
Webライターは文章を書いて読者にみてもらうのが仕事なので、わかりやすい文章を書く力は当然必要ですね。
また、WebライターとSEOは切っても切れない関係です。
SEO(検索エンジン最適化)は、Googleなどの検索エンジンで記事を上位表示させるために行う施策のこと。
執筆した記事が検索エンジンで上位にあれば、読者にサービスや商品を認知してもらえる可能性が高くなります。
そのため、わかりやすい文章を書く力があり、SEOの理解があるライターの方が重宝されます。
ただし、これらは最低限理解しておけば最初はOKです。
逆に完璧にマスターしようとすると、いつまで経ってもライティングの仕事を受けられません。
案件をこなしながら徐々にSEOの知識を身につけていきましょう!
専門的な知識や実績を身につける
専門分野の知識や実績があると、継続案件を獲得しやすくなります。
なぜなら、専門分野の知識や実績がある方が、読者に刺さる記事を執筆できるため。
例えば、投資関連の記事執筆依頼をしたとき、次の3人のライターから応募されたとしたら、あなたは誰に仕事を依頼しますか?
- 投資未経験で、知識もないライター
- 投資に関する本は読んだが、実際に投資をしたことはないライター
- 証券会社に勤務し、自分で株式に投資をしているライター
ほとんどが3番目の方にお願いするのではないでしょうか?
専門的な知識や実績がある人は、上記で紹介した最低限のライティング力さえ持っていれば、案件獲得は難しくありません。
そしてその分、継続案件にもつながりやすいのです。
Webライターの継続案件についてよくある質問
最後にWebライターの継続案件について、よくある質問にお答えします。
- クラウドソーシングでも継続案件を獲得できますか?
- 継続案件を獲得した後に注意することはありますか?
質問①:クラウドソーシングでも継続案件を獲得できますか?
クラウドソーシングでも継続案件を獲得できます。
というのも、クラウドソーシングでは継続案件に絞って応募できるため。
画像
私もクラウドソーシングから何件も継続案件を獲得したことがありますよ!
ちなみに登録しておくべきクラウドソーシングは、以下の3つ。
今ではTwitterなどのSNSから継続案件を獲得する方もいますよね。
とはいっても、クラウドソーシングは「初心者OK」などの案件も多数あるので、完全な初心者の方はクラウドソーシングから受注するほうが無難ですよ!
質問②:継続案件を獲得した後に注意することはありますか?
Webライターの継続案件は、数年間の依頼を確保されているわけではなく、すぐにでも打ち切りされる可能性があるのも事実です。
そのため、継続案件を獲得した後は、即レスを徹底したり細かいミスを繰り返したりしないことに注意しましょう。
継続案件を獲得したということは、クライアントから記事のクオリティに満足頂いている可能性が高くあります。
ただ、継続案件を獲得したからといって、満足して返事を遅くしてしまったり、スペルミスやレギュレーションを守らないなどのミスをすることで、クライアントからの信頼度は落ちます。
一度指摘されたミスは、メモなどにまとめておくのがおすすめですよ!
クライアントからの信頼度が落ちてしまうと、せっかく継続案件を獲得しても、今後の記事執筆依頼がなくなり、結局継続案件はすぐに解消されてしまうのです。
【まとめ】副業Webライターは今すぐ開始できる!
この記事で紹介した『継続案件と単発案件の違い』を知ることで、あなたはどちらに適しているのか判断できたでしょう。
なお、ご紹介した「Webライターが継続案件を獲得するコツ」は、下記の通りです。
- クライアントに価値を提供する
- Webライティング力を身につける
- 専門分野の知識を持つ
徐々に慣れていって、自分の思い通りのライター生活を迎えましょう!