Webライターをしているけど、テストライティングに通らない
テストライティングで見られている点や合格するコツを教えてほしい
このようなお悩みに答えます。
テストライティングは他のライターと競うため、人気の案件だと簡単には通過できません。
しかし、安心してください。
テストライティングでクライアントから見られている点は、毎回ほとんど同じですし、合格のコツさえつかめばテストライティングにも合格できるようになるでしょう。
そこでこの記事では、Webライターのテストライティングに合格するためのコツや、テストライティングで見られている点について解説します。
本記事を読めば、テストライティングで合格しやすくなり、「仕事がない状態」から「いつでも仕事を受注できる状態」になりますよ!
- テストライティングで見られている点
- テストライティングで合格するコツ
- テストライティングを受ける際の注意点
では、さっそく見ていきましょう!
Webライターがテストライティングで見られる点
まずはWebライターがテストライティングで見られている点から解説します。
クライアントがテストライティングで見ているのは主に以下の3つ。
- 読みやすい文章であるか
- 誤字脱字がないか
- 納期に間に合ったか
読みやすい文章であるか
まず初めに意識すべき点は、読みやすい文章を執筆しているかどうかです。
読みやすい文章を執筆できるライターは、継続して依頼されます。
読みやすい文章を書くコツはあるの?
読みやすい文章を書くためには、「PREP法」を意識して文章を書きましょう。
PREP法とは、以下のような構成で執筆している文章です。
✓Point:結論
まず初めに話の結論(要点・主張)を伝える
✓Reason:理由
つぎに結論の考えにいきついた理由を説明する
「なぜなら」や「というのも」を使うと◎
✓Example:具体例
具体例を用いて想像しやすくする
「たとえば」を使うといいでしょう
✓Point:結論
初めに伝えた結論を最後にもう一度伝える
「そのため」を使うとまとまりやすい
PREP法を使うことで説得力があり読みやすい文章を執筆できるので、WebライティングではPREP法が多く使われています。
誤字脱字がないか
誤字脱字がないのかも、クライアントからはよく見られます。
たとえば、あなたがネット上の記事を読むときに誤字脱字を発見すると、「この執筆者は適当なのか?」と思い、記事全体を疑ってみるようになりませんか?
誤字脱字は、見直しをすれば大抵の場合防げます。
読者は、誤字脱字を直す手間を惜しんでいる=適当なのか?と判断し、記事に対して信頼性を失ってしまうのです。
それと同じで、テストライティングの記事に誤字脱字があると、「このライターさんは見直しをしてなく、丁寧さに欠ける」と判断され、テストライティングに合格できなくなります。
誤字脱字を避けるには、目で追うだけでなく音読をすることをおすすめします。
目で追うだけだと、どうしても見逃してしまうこともあります。
納期に間に合ったか
納期に間に合っているかどうかも重要です。
今後も継続して依頼をする場合、納期に間に合わないライターに記事の発注をすることは難しいためです。
クライアントには顧客がいて、今後も納期に間に合わないことがあれば、迷惑をかけてしまいます。
そのため、納期に間に合わないライターは、たとえ内容が良くてもテストライティングに合格しにくいでしょう。
私は納期に間に合わない契約は絶対しないようにしています。
また、納期に間に合わないとクライアントからの信頼も得られません。
合格のコツ|テストライティングで採用される方法
ここでは、Webライターがテストライティングで合格するためのコツについてご紹介します。
- 納期よりも早く提出する
- 見直しを行う
- SEOについて学んでおく
- 指示にないことをしておく
以下で詳しく解説します。
納期よりも早く提出する
納期ギリギリに提出してもいいのですが、納期よりも早めに提出することで採用されやすくなります。
というのも、「納期にゆとりをもって提出してくれるライター」という好印象を与えられるためです。
クライアントはライターが執筆した記事を修正する必要があります。
その時間を確保するためにも、納期よりも早めに提出してくれるライターはありがたいのです。
とは言っても、「記事の質」が下がってしまうと意味がないため、早く納品することで記事の質が落ちるのであれば、早く提出しない方がいいでしょう。
理想は現状で書ける最大限のクオリティの記事を最短で納品することです!
見直しを行う
記事を書いたら、見直しを必ず行いましょう。
先ほども解説したように、納期に間に合っているのであれば、記事の質が大切です。
「おかしなところがないか」「誤字脱字がないか」確認するためにも、記事の見直しを行ってください。
書いている途中は、ミスなく執筆したと思うのは当然ですが、人間なのでミスはしてしまいます。
ただ、書いた直後も脳内が執筆した記事のことを覚えているため、文章を読み直してもミスを発見しにくいです。
そのため、最低でも一晩寝かせてから記事の見直しをしてみましょう。
私も執筆が終わった次の日に納品していますよ!
また、初心者の方で納品するのが不安な方や絶対に受かりたいテストライティングである場合、他のライターに添削をお願いしてみることをおすすめします。
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1記事1,000円ほどで先輩ライターが添削してくれるので、使ってみてください。
SEOについて学んでおく
SEOについて学んでおくことも合格するコツのひとつです。
SEO(検索エンジン最適化)は、Googleなどの検索エンジンで記事を上位表示させるために行う施策のことです。
執筆した記事が検索エンジンで上位にあれば、読者にサービスや商品を認知してもらえる可能性が高くなります。
そのため、SEOを学ぶことはWebライターにとって必要不可欠です。
どうやって学べばいいの?
SEOについて学ぶときは、まずは書籍から学ぶといいでしょう。
色々な書籍がありますが、初心者の方はまずこの1冊を読み込みましょう!
出典:沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
Webライターとして活動するためには避けて通れない「SEO」に関する知識が身につく本です。
私もこの本で初めてSEOについて詳しく勉強しました。
ページ数が多い本ですが、物語形式で進んでいくので、サクサク読めます。
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指示にないこともしておく
これまでに紹介したコツでも十分に合格できる可能性が高まりますが、最後の一押しとしてクライアントの指示にないこともしてみましょう。
クライアントからすると指示にないこともしてくれることで、「指示がなくてもこちらの要望通りのことしてくれるライター」だと思われ、採用されやすくなるためです。
「指示にないこと」とはたとえば、
- 太字や色の変更などの装飾をする
- 画像の選定する
- クライアントのサイトの記事を内部リンクでつなげる など
これらのようなことが挙げられます。
できないことを無理にする必要はありません。
あなたができることを何か1つでもサービスして納品することで、テストライティングに合格しやすくなるでしょう。
テストライティングの注意点2選
さっそくテストライティングを受けてきます!
テストライティングを受ける際にも注意点があるので、確認しましょう。
ここでは、Webライターがテストライティングを受ける際の注意点についてご紹介します。
- 安すぎる案件は断る
- 実績のないクライアントは避ける
以下で詳しく解説します。
①安すぎる案件は断る
テストライティングが極端に低い案件は契約しないようにしましょう。
クラウドワークスなどでよく見るのが、以下の案件です。
- 本契約後・・・文字単価2円
- テストライティング・・・文字単価0.1円
このような案件は、テストライティングにかけた時間や労力が報酬と釣り合っていません。
また、Webライターを見つけるために資金を出し渋るクライアントが、今後単価交渉などに応じてくれることも考えにくいです。
そもそも、本契約後の文字単価をちらつかせて、テストライティングだけ受けさせるのが目的であることも考えられます。
良質なライターを安く使おうとしている可能性があるので、やめておいたほうが良いでしょう。
②実績のないクライアントは避ける
実績のないクライアントとの契約は極力避けた方が良いでしょう。
というのも、通報されたり削除されたりすることを念頭に置き、自身の素性を明かさない「捨てアカ」の可能性があるためです。
この捨てアカに遭遇してしまうと、せっかくテストライティングを受けたのに報酬を受け取れないなどの被害にあう可能性があります。
もちろん、実績のないクライアントが全て捨てアカであるという話ではありません。
これから頑張ろうと思っているクライアントの方もいるでしょう。
ただ、あくまでも可能性の話で、実績のあるクライアントだと評価にも影響があるため、報酬未払いになることは考えにくいです。
ライターの実績も同じように重要なことですよ!
また、実績のないクライアントよりは実績のあるクライアントの方が知見もあるため、フィードバックを受けられることも考えられます。
そのため、できる限り実績のあるクライアントのテストライティングを受けることをおすすめします。
Webライターのテストライティングに関してよくある質問
ここからはWebライターのテストライティングに関してよくある質問にお答えします。
- テストライティングの相場はどれくらいですか?
- テストライティングに合格するにはどうしたらいいですか?
以下で詳しく解説します。
テストライティングの相場はどれくらいですか?
テストライティングの相場は、案件ごとに異なるため一概には言えません。
ただ、おおよその目安として、本契約後の80%以上の報酬を支払ってもらえるクライアントのテストライティングを受けた方が良いでしょう。
というのも、先ほども解説したように、テストライティングだからといって安く執筆させるクライアントは不誠実だからです。
また、そのようなクライアントは、今後単価交渉などに応じてくれることも考えにくいです。
1文字0.1円などの案件には応募しないようにしましょうね!
テストライティングに合格するにはどうしたらいいですか?
テストライティングに合格するためには、この記事で紹介した「合格するためのコツ」を実践しましょう。
具体的には
- 納期よりも早く納品する
- 見直しを行う
- SEOについて学んでおく
- 指示にないこともしておく
これら4点をしっかり行えば、テストライティングに合格しやすくなりますよ!
【まとめ】テストライティングは誠実に取り組もう!
この記事では『Webライターのテストライティング』について解説しました。
なお、ご紹介した「テストライティングに受かるコツ4選」は、下記の通りです。
- 納期よりも早く納品する
- 見直しを行う
- SEOについて学んでおく
- 指示にないこともしておく
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具体的に何をしたらいいのかは、以下の記事を参考にしてください。