・Webライターのメリット・デメリットを知りたい…
・どんな人に向いているの?
・Webライターをしたいけど、何から始めたらいいのかわからない…
このようなお悩みに答えます。
Webライターは在宅で仕事できることから、コロナ渦でも人気のある副業です。
そんなWebライターのメリット・デメリットを、これまで2年間Webライターをしてきた私がご紹介します。
私は副業からWebライターを始めて、2022年7月に独立しました!
初心者の頃に感じたことや現在抱えている悩みなども載せているので、これからWebライターをしようか悩んでいる方は参考にしてください。
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事は、クライアントから仕事の依頼を受け、Webサイト上に掲載する記事を執筆することです。
あなたも知りたいことやわからないことがあったときにGoogleやYahoo!などの「検索エンジン」で検索しますよね。
検索したときに大量の記事が出てくるのですが、その記事を書いているのがWebライターなのです。
ジャンルは多数あるので、案件にこだわらなければ、さまざまなジャンルの記事を執筆することになるでしょう。
私は最初、食系や教育系の記事を執筆していました!
Webライターをするメリット
Webライターとして2年間活動している私から見て、Webライターをするメリットは多くあります。
独立できるだけでも大きなメリットですが、そのほかのメリットも見てみます!
具体的なWebライターのメリットは以下の4つ。
- 人間関係を自分で選べる
- 自由な働き方ができる
- 個人で稼ぐためのスキルが身につく
- やる気と能力があれば大きく稼げる
以下で詳しく解説します。
メリット①:人間関係を自分で選べる
Webライターをやるべきメリットは、何といっても人間関係を自分で選べることです!
会社員だと、自分と合わない人が上司や取引先になっても、自分で変更できることはなく、ストレスを抱えてしまいます。
一方で、Webライターは個人で働き、一緒に仕事をする人も自分で選べます。
そのため、一緒に働きたくない人とは働かない・連絡を取らないという選択ができます。
私は職場で人間関係に悩んでいましたが、Webライターで悩んだことはありません!
合わない人と一緒に仕事をしなくていいのは、とても大きなメリットだといえます。
メリット②:自由な働き方ができる
Webライターは、働き方を自由に選べることもメリットです。
会社員のように就業規則がないため、クライアントとの打ち合わせがあるときを除き、納期を厳守すればいつでもどこでも働けます。
旅行をしながら宿泊先のホテルで書く人もいますよ!
コロナ渦により会社員も在宅勤務が広がりましたが、完全に出勤をなくした会社は多くありません。
私の会社は始めこそ在宅勤務を取り入れていましたが、最近は在宅勤務をなかったことにしてます…
このような会社も多くあるのではないでしょうか?
もちろん、会社に行ったほうが良いという方もいるため、ここでは在宅勤務の良し悪しについては議論するつもりはありません。
ただ、自分で好きな場所と時間を選べるというのは、この上なく大きなメリットではないでしょうか?
メリット③:個人で稼ぐためのスキルが身につく
続いてのWebライターをするメリットは、個人で稼ぐためのスキルが身に付くことです。
Webライターを始めようとしている方は、何らかの形で個人で稼ぎたいと考えていませんか?
実際、私も会社をやめても生きていけるスキルを身に付けたいと思い、Webライターを始めました!
Webライターをすることで個人で稼ぐスキルが身に付きます。
具体的に身に付くスキルは
- ライティング力
Webライティングは論理的な文章が求められます。
このスキルが高まれば、わかりやすく理路整然とした文章が書けるようになります。 - マーケティング力
Webライターは指定されたキーワードから、ユーザーの検索意図をくみ取って記事を書くため、マーケティング力が身につきます。 - 営業力
仕事をもらうために、信頼の得られる仕事をする力や丁寧なやり取りをする力
Webライターとして働くことで、上記のようなスキルを高められるのはうれしいですよね。
メリット④:やる気と能力があれば大きく稼げる
Webライターはやる気と能力次第で大きく稼げます!
でもWebライターは稼げないって言ってなかった?
たしかに、Webライターの人口が増え、初心者向けの案件は報酬が低くなり、稼ぎにくくなっています。
一方で、専門性を身に付けたライターや経歴の長いライターは、十分に稼げます!
また、Webライターとして経験を積むと、以下のような選択肢を得られます。
- 文字単価の高いライターになる
- ディレクターになる
- ブロガーになる
- ライティング講師になる
上記はあくまでも一例ですが、Webライターを続けるとスキルが身に付くため、収入を大きくさせることができますよ。
Webライターのデメリット
Webライターを続けているとWebライターをするデメリットにもいくつか気づきました。
メリットがあればデメリットもありますよ。
具体的なWebライターのデメリットは以下の4つ。
- 資産にならない
- 意外と書きたいことを書けない
- はじめは時間単価が驚くほど低い
- 競争が激しい
以下で詳しく解説します。
①:資産にならない
作成した記事が自分の資産にならないのも、Webライターをやめたくなる理由の1つです。
Webライターは、クライアントに記事を納品し、それを買い取ってもらって報酬を得ます。
書いたら書いた分だけ収入はもらえますが、それっきりです。
つまり、成果報酬型の仕事であり、一度書いた記事が働いてくれることはありません。
一度書いた記事が働いてくれるってどういうこと?
YouTuberを例にすると分かりやすいですね。
YouTubeへ動画を投稿すると、自分が他の仕事をしている間やごはんを食べている時間、もっと言えば寝ている間にも収益をもたらしてくれます。
このように、一度作成すれば自動的に収益をもたらしてくれるものを「資産」と呼びます。
Webライターは報酬を受け取る代わりに、資産となる記事を納品しているため、自分で資産を築くことはできません。
資産にならなければ、自分が働いてお金をもらうしかないため、いつまでも働く必要があるのです。
もちろん、動画が全く再生されず収益が出ない可能性もあります。
一長一短ですが、資産が欲しい方にはWebライターはやめたくなるのでしょう。
②:意外と書きたいことを書けない
Webライターは、記事を執筆して納品するのが主な仕事です。
そのため、「書きたいことを書いてお金をもらえる!」と考えている方が多くいますが、それは違います。
というのも、Webライターはクライアントから記事のKWや構成案をいただき、それに沿って記事を書き進めていきます。
大まかなジャンルは自分自身で決められるものの、どんな内容にするのか、また読者におすすめするサービスをどれにするのかは基本的にクライアントが決めるのです。
自分がおすすめしたいサービスじゃなくて、別のサービスを紹介してほしいと言われることもあるでしょう。
そのため、自分自身が書きたい内容は意外と執筆できないのが実情です。
ただし、クライアントと数か月程度取引をし、信頼関係が構築されていると、自分で書きたいことを任せてもらえることもあります。
クライアントは自分で選べるので、価値観の合うクライアントを選べばこのあたりは解決できますね!
③:はじめは時間単価が驚くほど低い
これはWebライターを始めたばかりのころに、Webライターをやめたいと思う理由のひとつです。
Webライター初心者は、これまでに何をしてきたか・どんな記事を書けるのかなどの実績がないため、文字単価が高い案件が来るとは考えにくいでしょう。
そのため、文字単価が低い案件に応募するしかありません。
文字単価が低いと、文字数をたくさん書いて記事を納品しても、時給換算すると500円以下なんてことはよくあります。
「Webライターは初めに実績を作るものだ」という認識があれば、これでもやっていけるのですが、「Webライターは稼げる!」と思って始めた方には、割に合わないと判断し、やめたくなるのでしょう。
私はとりあえず副業で稼ぎたかったので、特に時給は気にしていませんでした。
結果、実績を作ることができました!
ある意味このくらい能天気な方がいいのかもしれませんね!
…
あまりにも低い単価で募集している案件もあります。(例:0.1円/1文字など)
こういった案件は、クライアントも安い報酬で、初心者ライターを搾取しようとしている可能性があるため、注意してください。
④:競争が激しい
Webライターは基本的に誰でも開始しやすい半面、それだけ競争が激しいことがデメリットです。
未経験でもスタートできるため、クラウドソーシングの募集欄でも1人を採用するのに10人や20人などの応募があることも珍しくありません。
需要よりも供給の方が増えるため、我々ライターは安い報酬で買いたたかれるケースも出てきてしまいます。
特にここ最近はWebライターになる方が増えた気がしますね。
ただ、最初の時給があまりにも低いことに絶望し、挫折する人が多いのもWebライターの世界です。
そのため、働き続けているうちにライバルは減り、自分のライティングスキルも向上してくるので、だんだんと仕事を獲得するのに困らなくなりますよ。
Webライターに向いている人
Webライターのメリットとデメリットを踏まえて、Webライターに向いている人の特徴を考えてみましょう。
ここでも「文章を書くのが好き」など、当然のものは紹介していません。
- 会社で働きたくない人
- 新しい知識を吸収できる人
- 自己管理ができる人
順にみていきましょう。
自由な働き方をしたい人
Webライターは自由な働き方をしたい人におすすめです。
というのも、Webライターはどこかの会社に属する必要がなく、フリーランスとして働くことができるからです。
事実、私は会社を辞め、フリーランスとして活動しています!
フリーランスは、自分の好きな時間に好きな場所で働くことができ、それを強制させられることは基本的にはありません。
たま~にクライアントとの打ち合わせがあって、時間を確保する必要はありますが、それくらいです。
一方で、会社員は会社の就業規則に従って働かなければならず、特に夜行性の方は辛い日々となっているでしょう。
その点、フリーランスは納期さえしっかり守れば、夜に働きたい方は夜に働くこともできます。
私は超朝型なので、昼過ぎに仕事を終えられることもありますよ!
このように、自分自身で働く時間を決め自由を大切にしたい方にはWebライターの仕事が向いています。
新しい知識を吸収できる人
新しい知識を吸収できる人もWebライターに向いています。
というのも、Webライターが執筆するジャンルは幅広くあるためです。
お金や転職、美容などなど、いくらでもジャンルはあります!
仕事内容によっては自分が全く知らないジャンルについてリサーチして書くことがあったり、詳しいジャンルでも新サービスの内容をまとめる記事を書くことがあったりします。
そのため、さまざまなことに興味関心を持ち、常に新しいサービスについての知識を吸収できる人はWebライターに向いているでしょう。
自己管理ができる人
自己管理ができる人もWebライターに向いています。(自己管理ができないとほとんどの職業は難しいですが、、)
Webライターは先ほども紹介したように自由な仕事です。
匿名でも仕事でき、会社に出社する必要もありません。
そのため、自分で自分を律して働ける人でないと、仕事を獲得できないのです。
副業だからまぁいいかとなってしまうと、案件は獲得できません。
たとえば以下の2人がいたときにどちらに仕事を振りますか?
A…内容は普通で納期の1日前に納品する
B…内容は良いが、納期の1日後に連絡なしで納品する
多くの方がAさんを選択するでしょう。
Bさんは内容が良くても、仮に納期日に記事を投稿するとスケジュールを調整していたら、クライアントに迷惑をかけます。
また、連絡なしで納品されると、クライアント側は「次はちゃんと納品してくれるのか」という不安を抱えてしまいます。
そのため、納期を守るなど自己管理ができる人でないと、Webライターはできないと覚えておきましょう!
Webライターとして活動するには何から始めたらいい?
Webライターとして活動するには、『前段階』で準備しておくことが4つあります。
このステップをこなすと、初心者の方もWebライターとして記事をかけるので、さっそく準備しましょう!
- Webライターに必要なものを準備する
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 書籍で勉強する
- 案件に応募する
以下の記事で詳しく解説しているので、よければ参考にしてください!(副業Webライターの始め方ですが、基本的には本業でも同じです)
【まとめ】Webライターのメリット・デメリット
この記事では『Webライターのメリット・デメリット』について解説しました。
なお、ご紹介した「Webライターのメリット」は、下記の通りです。
- 人間関係を自分で選べる
- 自由な働き方ができる
- 個人で稼ぐためのスキルが身につく
- やる気と能力があれば大きく稼げる
一つでもいいなと思ったメリットがあれば、さっそくWebライターとして活動してみましょう!